インディアンの世界

鷲の羽衣の女

鷲の羽衣の女


この本は、昔、学生の時に授業で使用したものです。

インディアンの研究をされていた先生の授業で、ぜひ読むようにと購入させられたのでした。

実家からこの本だけはなんとなく気になり、数年前に持ってきていました。



最近、ご縁あってインディアンメディスンを入手したのですが、

使用してみたら、とてもとても優しいエネルギーに大変驚きました。

レシピは、作り手のインディアンしか知らないもので、

自然界から必要な分だけわけてもらい作られていて、公開されることはないそうです。

オーガニックの化粧品なども使ってはいますが、人間の手により

量産されてしまったエネルギーとはまったく違っているのも驚いたことです。

それで、この本が手元にあったのを、ふと思い出して再読してみました。



学生の時には、なんだかよく理解ができなかった本でしたが、

人生の半分を過ごしてきた今なら、とてもよく理解できるインディアンの世界が書かれていて、

まさに今、私達が向き合うべき内容には、しみじみしてしまいました。

それに、自然界で生活していたインディアンたちが、理解されないまま

地球の社会のエゴで無残に殺されていく歴史が書かれていて、大変に苦しい気持ちになりました。

海の向こうの話だと思っている私達日本も、実は同じことで

明治以降、アメリカが来て以来、信じるという心までも失ってしまいました。

信じるというのは、自分の愛する人たちはもちろんですし、

何よりも自分を信じることを忘れてしまっていて、

私自身もそうなのですが、自分っていったい何者なのか?なにを信じたらよいのか?

わからなくなっていました。

この本は、そんなことにも触れていけるんじゃないかと思います。

インディアンとして生きた女性の視点で書かれた本です。