二胡コンサート

asuka-life2012-05-13

二胡奏者の粱天任さんの、震災復興支援のチャリティーコンサートが開催されました。

粱天任さんは、三重県を拠点に活動されていて、二胡教室の生徒さんもたくさんみえます。
生徒さん達からは天天先生の愛称で呼ばれていて、明るくて楽しい素敵な先生なんです。

今回の演奏会では、誰でも聞いたことのある馴染みの曲や、演歌、ポップス、クラシック、テレビドラマのテーマ曲、そして粱天任さん自作の曲も演奏されました。
チェリストの方とのコラボもありました。

粱天任さんのアーティストとしての繊細な表現力に観客は魅了されてアンコールの拍手が鳴り響きました。

私も、いつもよく聞く同じ曲なのに、天天先生の演奏に涙が溢れてきて止まりませんでした。
義母と、私の友達も一緒に出かけたのですが、二人とも泣いたと言っていました。

音楽は、国境はもちろん、私達の心の垣根までも超えてしまうんですね。

今後、生徒さん達のM二胡楽団と一緒に、東北の被災地へ赴き、演奏をされるそうです。
そして、今現在、被災地では何が必要とされているかを聞いてきたいと言ってみえました。

心に届く二胡の音色に、東北の皆さんもきっと癒されることと思います。

私と二胡の出会いは、三重に引っ越してきた頃に、二胡のお教室を探していたのです。
そして粱天任さんとご縁を頂きました。

途中で通信の学校のレポートや実習に追われて忙しくなり、二胡は止めてしまいました。
おかげさまで無事に卒業はできたのですが。笑

けれど私と入れ替わるように、夫が習い始め、今は夫が熱心に練習しています。
音楽は夫の好きなことで、バイオリンをやっていたこともある夫はすぐに音が出るようになり、おかげさまで練習に励んでいます。

私と夫はもちろん、実はヒヨコ君も天天先生が大好きで、小学生の頃から、喜んで夫のレッスンについていったりしていました。

初め、子供がいると落ち着いて座っていないので、レッスンの迷惑と思っていたのですが、
当時、天天先生のお子さんもまだとても小さかったせいもあり、おそらく理解があったのだとは思いますが、小学生のヒヨコ君なども当たり前のように受け入れて頂けて、ヒヨコ君も天天先生の音色をいつも堪能しているようでした。
子供にもとても優しく自然に接して下さる天天先生なんです。

ヒヨコ君はいまだにレッスンにもついて行きたがるのですが(笑)たまに行ける時があると、さすがに大人しく聞いているようです。笑

今回の演奏会も、ヒヨコ君は行きたがっていたのですが、自分の音楽クラブの休めないイベント活動があり、見に行けなくて、大変残念がっていました。

二胡は二弦の中国楽器で、人間の声に一番近い音色の楽器といわれていて、東洋のバイオリンみたいなものです。
最近ではその癒しの音色に人気があるようですね。

天天先生の教室の生徒さんも、ご年配の方がたくさんいらっしゃって、皆さん熱心に練習されています。

天天先生素敵な演奏をありがとうございました。