地震
3月11日の地震津波から、
報道から目が離せないできました。
皆さん同じだと思います。
一週間経った頃でした。
被災地域でもない私は、
テレビや新聞で様子を見ていただけなのに、
気付いたらひどく疲れがたまっていて、寝込んでしまいました。
そのうち、こんなことが新聞に書かれていました。
テレビなどを見ることで、擬似体験してしまうのだそうです。
テレビドラマを見て泣いたり笑ったりするのだから、震災の被害を見て、現地の皆さんの心情を思えば、自分のことのように感じてしまうんですね。
あ、そうかも‥と思いましたね。
私なんか、歌舞伎の舞台を見ても、泣いたり笑ったりして、感情を味わってしまうタイプです。
福祉でボランティアや実習をさせて頂いてた時も、慣れない初めの頃は、やはり同じようなことがありました。
相手の気持ちを考える、というのは、確かに基本なんですが、
実際にお仕事としてやっていくとか、活動を続けていく場合には、自分の気持ちをすべて相手に明け渡してしまっては、仕事を続けられなくなりますね。
まずは、ハートでしっかり感情は感じる。
そして自分自身は、常に自分の真ん中にいること。
これは、ヒーリングを学んだ時に教えられましたが、どんな時も基本になると思いました。
今だ余震で、たくさんの方が怖い気持ちでいらっしゃることと思います。
私は、よく夢でいろんな体験をしますが、
先日も、余震のある地域へ行っていた体験をしました。
これは、怖くて当たり前だと思いました。
夢なのに、リアルに何度も揺れていました。
被災していない西の地域は、この先の長い支援がしっかりできるように、自粛ばかりでなく、元気に、そして経済活動もしていかなければならないですね。
自分にとって、今できることは何か?
これは、福祉を学んだ時に、常に課題となって出され、考えさせられてきたことでした。
マザーテレサは、他人に奉仕するのは家族にするより簡単である、と言われています。
私も体験を通して、そう感じてきました。
震災にかかわらず、自分の周りの人はもちろん、家族にも、思いやりを持って接していきたいものです。