自然エネルギーの町

自然エネルギーで町づくりをしている、高知県梼原町(ゆすはらちょう)の記事を、今朝新聞で読みました。(朝日の週末版be)

自然エネルギーを取り入れて、成功してきた町が実際にあるんですね!

読みながら、「すごいなぁ〜?!」
って連発しちゃいました!!!

前町長の、中越武義さんという方と、町民の皆さんの取り組みの成果です。

記事によると、

1990年に風車を設置して以来、太陽光、地熱、小水力、バイオマス
自然エネルギーを次々に採用しています。

風車は、標高1300メートルにあり、日本で一番高地
にある風力発電所なんだそうです。

風力発電の収益を環境基金として積み立て、それを他の自然エネルギー採用の財源にする循環に努められました。

荒れて放置されていた森林の手入れで、雇用が生まれ、森も蘇ります。
間伐で切った木を加工し、バイオ燃料に活用。
心身リフレッシュの森林セラピーのコースを整備すると、観光客が東京からもやってきます。

四万十川の源流となる、森で湧いた清水で、小水力発電所を造ります。
その電気は、昼間は町立の中学校に、夜は町の街路灯に利用。
町立の施設のすべてに太陽光発電をつけます。
地熱利用の温水プール
町民には、太陽光発電を取り付けた家には助成していて、四国一の普及率です。

中越さんは、今月、「自然と共生するまちづくり」の成果をさらに全国に広めようと、「こうち健康・省エネ住宅推進協議会」会長に就任されたそうです。

隣町では、放射能廃棄物の最終処分場を誘致する動きが出たこともあり、反対表明をされています。

記事に写る、中越さんのやさしそうで、にこやかな笑顔が印象的な記事です。

政府がやることだとか、言ってたら、いつも誰かのせいにしているばかりで、今のまま何も変わらないんだなあ、と思いました。
町ごとで、できることに取り組んで、自分たちのことは自分たちでやっていかなきゃいけないという気持ちって、本当に大切なんだなあって。

小さいことでもいいから、何ができるのかなぁ‥

チェルノブイリの村でも、祈りによって汚染がされていない不思議な場所もあるそうですし。

とにかく、もうこれまでの概念でなくて、すべてと共に生きるっていう視点を持つというでしょうか。

光も影も、両方あってお互いがわかるんですから、本当はすべてのものが有り難いはずなんですよね。

そう‥‥はずなんです。

エゴが出ちゃって、なかなか感謝できないんですけどね。