鞍馬貴船2
鞍馬寺の山門には、両脇に阿吽の虎が構えています。
神社にあるような狛犬さんではありませんでした。
鞍馬山は、義経が天狗の指導で、武芸を磨いたことで知られていますが、
なるほど、山の奥の方へ入って行くと、
杉の林がうっそうとしていて、
木の根がモコモコと盛り上がっているんです。
この場所で、牛若丸(義経)が、ジャンプを極めたらしいのも納得です。
天狗さんがいても不思議でないような山の中です。笑
最近はパワースポットという言葉が流行ってますよね。
鞍馬がパワースポットであるいわれは、
風水学によるもので、
平安京の御所を中心として四方四神の北「玄武」にあたり
「エネルギーが湧き出る所」の意味なんだとか。
へぇ〜そうだったんだ〜(笑)
パワースポットというのは、自分が心地好いと感じる場所と、私は常々思っています。
最近では、何か特別変わったエネルギーが出ていたり感じたりするような場所に人気がありますよね。
神社などに限らず、山や海のように、自然の中にいたら、張り詰めていた気持ちが安らいだりもしますし、
お気に入りの場所が私もあります。
また、時には人に出会って美味しいものを食べて、元気になるのもいいですよね。
ところで、この鞍馬は、650万年前に、地球のマスターといわれている、サナトクラマが金星から降り立った場所だということなんですが、
まさに特別なエネルギーのある場所という意味に当たりそうですね。笑
そんなことも知られているからなのか、若い人達がたくさん登ってきていました。
どんな場所なんだろう???と、私も興味いっぱいでしたから。笑
鞍馬寺では、まつられている尊天が、サナトクラマと解釈してよいかな?とも思いますが、
宇宙の想像主とか、宇宙エネルギーいう意味ですね。
説明では、この尊天とは、「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」とあります。
精神世界に詳しい方やお好きな方は、よくご存知の世界感ですよね。
宗教に関係なく、宇宙のエネルギーを感じて、私達の真の姿に目覚めて生きていくこと。
魂の向上を求めていくこと。
ここではそれをいわれています。
私達の真の姿って、いったいどんなものか、考えたことはありますか。
金星といえば、愛と美の星ともいわれます。
私達も皆、愛と美をいつも感じたり表現していけたら、憎しみも悲しみもなくなりそうですね。
本殿前には、金剛床といわれるパワースポットがあり、
皆さん並んで順番待ちをしてみえました。
人がいなければゆっくり感じてみたい場所ですよね。笑
鞍馬は、行ってみて、私も心地好い感じのする山でした。
特に、杉の林は、居心地がよかったです。
この暑さですから、びっくりするほど汗だくになりましたし、ちょっとした夏の山登りって感じでした。
自然はやはりいいですね。
山形県の立石寺(通称・山寺)もこんなふうに登って行くとお寺があるなぁ、
などと思い出しました。
どちらも雪の降る土地なので、冬は上がれないですしね。
さて、奥の院の魔王殿からは、急な下り道に入ります。
15分ほどで貴船側に着きます。
川床が見えるまではあとわずかです。