カニ
台風後は、すっかり秋らしく涼しくなり、
夜もタオルケットから、突然毛布にしました。
今年は地震に台風、大きな被害を残していきますね。
以前、ヒヨコ君を妊娠中に台風がきた時のこと。
住宅の3階に住んでいました。
強風で、南東の風がまともにサッシのガラスに当たり今にも割れ飛びそうで、
隙間から雨も入ってくるし、ベランダの隣との仕切り板も飛びそうで、とても怖かったのを思い出しました。
この時は実際に、ガラスと仕切り板が飛んだ家がたくさん出てしまいました。
嵐の中で一人で家に居ると確かに心細いかもしれませんが、
雨風しのげるお家があるというだけで、
本当にありがたいことです。
母子家庭をしていた時の、トトロのお家も、
木造の古〜い家で、サッシではなく、今時珍しい木枠にガラスで、
ちょっと風が吹くだけで、それはガタガタと隙間風が入りうるさいほどでしたが、
台風が来ても怖いという感じはまったくありませんでした。
子供と二人でしたが、なぜかいつも「大丈夫」って安心感がありました。
環境や状況は大した問題でなくて、
いつも自分の心の在り方なんだなと思います。
今年のこれだけ大きな被害の出た台風には、
こうして起きてしまう出来事というのがあるんだな‥と、
私はただただ自然を見つめています。
家の前に小さな小さな川があり、カニがすんでいて、
時々子供達の餌食にされていますが(笑)
それより不安だろうと思うのは、
このカニたちは、整備されていない家庭から出されている排水にさらされていて、命の危険の中で暮らしています。
元はこうした水辺の生き物達のすみかだったのに、
人間が威張ってやってきたのですから。
足元のたくさんの小さな命と私達は暮らしているのに、気付かずお構い無しなんですよね。
カニを眺めては、いつもそんなことを思っています。
写真の横濱プリンを、
夫の兄弟のお嫁さん、リカちゃん(仮名)から頂きました。
明るくて素敵なリカちゃんには、いつも仲良くしてもらい元気をもらっています。
プリンごちそうさまでした。