木星2
先日、映画「はやぶさ」見てきました。
映画は、はやぶさを取り巻く人の視点で描かれていて、
はやぶさに込められた皆の想いが表現されていました。
最後のシーンで、
これが宇宙の真理なんだなと思ったらジーンとして泣けました。
それと同時に、自分のこの7年間も重なって次々と思い浮かんできて、
もう涙止まらなくなってしまい、
目を真っ赤にしてしまいました。
はやぶさの7年間の中にも、人の人生が描かれていましたが、
私にとってもたくさんの経験をした7年間でした。
離婚〜母子家庭〜再婚と、大きく変化の時間を過ごしました。
時間ってただ流れていきます。
流れの中で、自分の選択が次の人生の出来事を作っていきます。
この間、引っ越しは何回?
取り巻く環境が変化すると、
登場人物も総入替することがあり、
一気に変化していきます。
総勢何人だったでしょうか?
人生って、ものすごい音たてて動く時があるもんだなぁ‥
と思ったのでした。
親達は孫が不憫だ、体裁が悪いと嘆いているようでしたが、
ただ一人、私の父だけは、
まるでティンカーベルのように、娘の巻き起こす、思ってもみない出来事に、
嘆くこともなく、これまで役目をいろいろと引き受けてきてくれました。
今の夫の両親は、息子の離婚も再婚もずっと内緒にしてきていました。
けれど、夏に義父の葬式で明るみになりました。
隠しても仕方がないです、いつまでも気にしてるのは、ただ自分達だけなんですよね。
義両親は恥ずかしいと言っていましたが、
まさか自分の息子が‥となかなか受け入れられなかっただけでしょう。
秋分の日の後、抗がん剤治療から退院してきた私の父を車に乗せ、
一緒に墓参りに行ったのですが、
久しぶりに父とゆっくり話をしました。
離婚や再婚は「そんなこと少しも恥ずかしいことなんかじゃない」と言ってくれた父は、
いつも、今在る私を、
良い悪いの判断することもなく、
ただありのまま見ていてくれるだけなんだと
改めて知りました。
淡々と語る父を見ていて、
お父さんって、素敵な人だったんだなと、初めて気付いた瞬間でした。
生きてるうちに気付けてよかったと思います。
このお父さんを選んで私は生まれてきたんだなぁ‥
としみじみ思ったのでした。
プラネタリウムで、今見頃なのは、木星だと教えてもらいました。
東の空に、明るくよく見えている星です。
星占いで人気の石井ゆかりさんの解説書には、
木星は12年に一度自分の星にやって来て、
自分の可能性という畑を耕し種を蒔いていってくれると、書かれています。
- 作者: 石井ゆかり
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自分がどんな可能性を持って生まれてきたのか、
なかなかわからないものですよね。
普段何気なく口癖になってるようなことの中にも、
人生の青写真に描いてきたものがあることに、
最近気づくことがあります。
他の誰でもない、自分が一番よく知ってるとはこんなことなんでしょうね。
秋の夜長に、自分の星のカケラ探しをするのもいいかもしれませんね。
23日はヒヨコ君の誕生日。
秋篠家の眞子様も二十歳になられたんですね。
生まれる前に描いてきた自分の可能性に向かって、楽しみながら生きていってくれたら、
親としては言うことないです。
ケーキは本人の希望があり、いつも近くのケーキ屋さんで、チーズケーキにおめでとうを入れてもらいます。
ヒヨコ、あんまりこだわると嫁さんもらえんぞ。笑