あすという日が
今年は震災があったことで、様々なことがありましたね。
震災は確かに大変辛いものをたくさん私達に与えましたが、
逆に「思い」といったような、とても素敵なあたたかいものを運んできてくれています。
生活していくための、ガレキの撤去といったような、
衣食住にかかわる実質的な活動はもちろんのことなんですが、
私達人間には嬉しいとか喜びといった文化的なことも
生きていくには必要なことです。
最近、音楽をしているヒヨコ君に言われて、よく一緒にテレビを見させられています。
今、中高生の音楽部がちょっとしたブームになっているようですね。
合唱や吹奏楽に、にわかにスポットが当たっています。
こういった音楽は確かに地味な分野で、ひたすら休みなく練習の日々で、
マーチングを除いては、動きはないのですが、結構体力がいります。
吸ってはくという、生きる基本である呼吸を使い表現していきます。
大きく息を吸いお腹から吐き出す腹式呼吸です。
ヒヨコ君もコンクール出場に向け、この冬休みも休日もなく、
毎日お弁当持って練習に出かけていってます。
さて、昨夜テレビでも放映のあった、
今年のNHK合唱コンクールで中学生の課題曲になった曲は、
避難所で皆さんに元気になってもらおうと
仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部の皆さんが歌い始めたのがきっかけだと
いうような話を、ヒヨコ君から聞きました。
高校生の課題曲は、前の日記に書いたのですが、
この中学生の課題曲もとても素敵なので紹介したいと思います。
曲を聴いているとウルウル涙が出ますね。
心に響くと感動して涙になりますね。